ホーム > プロが教える10倍楽しい登山方法! > 8割近くの方が誤解している、登山の知識とは?
私は登山家という立場柄、撮影のアドバイザーや山岳研修などで
よく登山初経験という方にお会いします。
だからこそ、初めての方が勘違いしやすい点や、失敗してしまう
ケースなどもよく知っています。
逆に、どんな時に初めての方が感動したり、「登山って楽しい!」
と思っていただけるのか、もよく分かります。
また、玄人の方でも勘違いをしていることもよくあります。
なので、今日は登山のルールで誤解されがちな話をしてみたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
まず、以下の質問にYESかNOで答えてみてください。
1.登山は、究極のところ頑張って歩けるかどうかの精神論だ
2.登山の目的は頂上にたどり着くことだ
3.初心者はスニーカーなどの歩きなれた靴で構わない
4.ストック(杖のような手に持つもの)にあるストラップの
ようなベルト部分には手を入れて落とさないようにする
5.登山では疲れた時に休憩を取るようにする
さて、あなたはいくつ YES がありましたか?
意外と誤解をされがちな点を取り上げてみました。
では解説をしていきます。
これは、正確にはNOです。
例えば、私が行なっていた8,000m峰を無酸素で登頂する、
というような登山になってくると、ある意味当てはまります。
なぜなら、この世界になると、プロの登山家として
十分な準備とトレーニングを積んでいるからです。
誰しも同じように、そうやってしっかり準備をした上で目指します。
ですから、あとは気力や運といった、物理的な解説が難しい
部分が関係するかもしれません。
ですが、初心者のかたが登山をするときには、きちんと準備を
しておくことが大切です。
頑張って必死で歩いている段階で、準備不足と言えます。
なので、まずは低山なら必死で踏ん張って歩く必要のない程度の
体力をつけておくことが大切でしょう。
そのために、何か特別なことをしなくてはならないか、
というとそうではありません。
私のオススメするトレーニング方法なら、1日わずか
5分程度、あることをするだけで、登山に必要な体力が付きます。
これも、正確にはNOなのです。
多くの方がゴールを頂上にしてしまっているために、
事故が下山時に集中しています。
ある登山道では、9割が下山時に起きていると発表しています。
これは、やはり、ほとんどの方が登山の目的を登頂に置いてしまって
いることが原因だと思われます。
そのため、登り切った瞬間に、気が緩み、下山時に事故が
多発しているのでしょう。
それなら、登山の目的、いわゆるゴールをどこに設定すると
事故が激減するでしょうか?
「じゃ、下山するまでにすれば良いのでは?」と思われた方。
なかなか鋭いです。
ですが、私が提唱するゴールはそこではないのです。
ぜひ、あなたが安全に楽しく登山を終えるために
正しいゴール設定を知ってください。
さて、まだまだ3番以降もお伝えしたいのですが、かなり長く
なりそうですので、今日はあなたに特別なお知らせをしようと思います。
実は、この度、私、小西浩文が
登山者向けの教材をリリースしました。
詳しくはこちら
⇒ 登山家 小西浩文の『目で見て分かる登山教室』楽しいトレッキング講座
企画段階から、撮影まですべて参加し、私がこれまで培ってきた
『安全で楽しい登山』のノウハウを盛り込んだ作品です。
1日わずか5分のトレーニング方法や、
安全な登山のためのゴール設定。
登山家だからこそ分かる、登山用具の効率的な使い方など。
例えば、ストックの疲れない持ち方や、ご年配の方でも足腰を
傷めない歩き方。
さらには、正しい登山靴の選び方や履き方。
ザックがグンと軽く感じられる荷物の背負い方など。
実践的な部分では、沢の渡り方も解説しています。
とにかく、これまで全く登山に興味のなかった、超初心者の方でも
これさえ知れば、登山を始められるという内容になっています。
しかも、DVD付きで見てすぐ分かるよう解説しています。
実際に登山をしながら、ポイントの解説もしているので、
まるであなたも登山をしている感じで、手に取るように
分かっていただけるでしょう。
これから登山を始めようと思っている方、
始めてみたものの思うように楽しめないと思っている方、
久々の登山なので記憶があやふやな方。
ぜひ参考になさってみてください。
もちろん、ベテランの方も復習を兼ねて参考にして
いただくのも素晴らしいと思います。
登山家 小西浩文の『目で見てわかる登山教室』楽しいトレッキング講座
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